Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

Event Review 2023/04

名称:横須賀ブックミュージアム
場所:横須賀市文化会館
入場料:無料
期間:2023/04/01
見学日:(スタッフ参加)
図録:ーー

横須賀の一箱古本市。主宰に誘われてのスタッフ参加。
慣れた一箱古本市のスタッフ。なにも緊張することはなく一日を過ごす。

本を売るということではなく、そこに生まれる会話こそ、その最大の根本なのだなと感じた一日でした。商売ではないのだよね。
とはいえ、一箱プロパーではない市井の会話にこそ意義があるような気がしている。自分は久闊を叙すだけで終わってしまったかもしれないが、そこに一箱の意味を考えなくてはいけないとも感じたかな。

で、自分がそこでなにをできるかというところが大切なのだと思う。まだまだ精進の日々は続くな。(それが楽しいと感じていることなのだろうが)

そしてこの日も無意味に「暗渠の人」無双を。いや、ご迷惑をおかけいたしました。(でも、語りたいのよねw←オタクが故に)

そうそう、SNSでつぶやいたことからフォロワーさんに書籍を頂くという僥倖もありましたね。こういう繋がりが面白いとも思ってます。

戦利品などの写真など。

 

 

 

名称:鳳凰祭四月大歌舞伎夜の部(与話情浮名横櫛、連獅子)
場所:歌舞伎座
入場料:¥6000 (3階A)
期間:2023/04/02〜04/27
見学日:2023/04/15
図録:筋書購入。¥1200(¥100割引券使用)、イヤホンガイド¥700

3/与話情浮名横櫛(仁左衛門&玉三郎!)と連獅子(松緑と左近の親子で!)どちらも堪能させて頂いた。
とはいえ、昨年コロナ禍で中止になった与話情浮名横櫛(仁左衛門&玉三郎)を見たかったのは事実。この組み合わせをあと何度見られるかわからないじゃん。

 

仁左衛門と玉三郎。どちらも色っぽい。ほんと、やられてしまうなあ。

番頭の藤八にお富がからかって化粧をするシーン。玉三郎が素で笑ったかのように見えたのは気のせいか。それぐらいおかしかったよ。

新版画の展示でみた山村耕花の蟷螂安。ようやく歌舞伎と繋がった。こういうリンクしていくことがたまらなく面白い。

今回気になった役者さんは、赤間源左衛門役の片岡亀蔵かな。いい役者さんだな。

 

www.kabuki-bito.jp

連獅子。松緑と左近の組み合わせは昨年の初春歌舞伎『通し狂言 南総里見八犬伝』で見て、へえ…となった。あれも良かったなぁ。

最後の毛振り。父・松緑が息子・左近に頑張れと力強くふっていたが、最後に若干ブレる。それでもけなげに振り続ける左近の姿に立て直したように見えた。いやあ、いい毛振りだったのではないか。最中の拍手と終演後のどよめきがそれを物語っているように感じたよ。

連獅子の間狂言・宗論。話としてはたわいもないのだが、これも必要なのだろうなぁ。

開演前は新橋の地下街の貝がメインの居酒屋で軽く(生牡蠣でポン酒にいきたかった…)。直会はヒグラシ文庫(鎌倉)へ。酒の席では一箱のコミュニティ論をいろいろ話したような記憶。結果、鎌倉発上りの最終電車で午前様。いい一日だった。

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