ここ数日間の読書と意識の流れを時系列で。
いや、なんだか面白かったもんだから(笑)
●twitter上で北杜夫「木精」(新潮文庫・絶版)が話題に
→本棚の奥から北杜夫「木精」を引っ張り出す。
→表紙が串田孫一の絵であることに今さら気がつく
→以前に読んだ串田孫一の山行がどこの山なのか、思い出せなくて気になる
●本棚から「岳人’98/5号」(東京新聞出版局)を引っ張り出す。
→特集「本を片手に新緑の山へ」から串田の山行が鳥甲山であったことを知る
→鳥甲山ってどんな山なのかな?
●本棚から小林泰彦「日本百低山」(文春文庫)を引っ張り出す。
→掲載されていない...まあ、いいや。
→あきらめて「岳人’98/5号」をめくっていくと山の文芸誌「アルプ」についての記述が
→アルプについて載っていた雑誌が確かあったぞ!
●本棚からBRUTUS’08-11/1号(マガジンハウス)を引っ張り出す。
→特集「ワンダーフォーゲル主義」の中から「アルプ」に関する部分を読む
→「アルプ」って言えば「辻まこと」さんだよな
●本棚から辻まこと「山からの言葉」(平凡ライブラリー)を引っ張り出す。
→こんな文章を発見(一部抜粋)
近所を散歩していて、古い観音堂を見つけた。.....(中略).......このお堂の天井いっぱいにたいそう見事な墨絵の竜が棲んでいる。......若いころこのあたりに寄宿していた鏑木清方の描いたものだという。
→鏑木清方ってどこに寄宿していたんだろう?この観音堂、今でもあるのかな?
●本棚から特集「鏑木清方」である藝術新潮'99/4号を引っ張り出す。
→金沢八景に別荘があったとの記述はあるけど....?
→ああ、辻まことがどこで暮らしていたのか調べてみよう!
●もう一度、辻まこと「山からの言葉」を引っ張り出す。
→葬儀が百草団地集会所で行われたとの記述を発見。
●ネットで調べてみると百草観音堂なるものがあることを発見。
→うーん、鏑木清方に関する記載はないなあ....
→百草(もぐさ)って百草園だよなぁ....百草園について書かれた本ないかなぁ...
●本棚から田山花袋「東京近郊一日の行楽」(現代教養文庫・絶版)を引っ張り出す。
→百草に周辺の散歩はでているけれども、観音堂についての記述は無し(時代が古い本ですからね)
→これは現地に行ってみるしかないかもなぁ.......
→へえ、日野あたりにも鮎料理屋があったんだ.....
→多摩川近辺で料亭って結構あったのかな?...←イマココ
というわけで、まだ書物の森を彷徨っているわけですが(笑)
なかなか面白い森の中にいるような気もします(爆)
もうしばらくこの森を彷徨ってみようと思います。
ところで百草(日野)!以前にブログで取り上げた野猿峠ハイキングコースとの絡みも....
ネットの海と書物の森のシナジーも期待できそうです