●船→建築 ル・コルビュジエがめざしたもの
日本郵船歴史博物館(横浜・海岸通)
12.4〜4.3(見学日2.4)¥500
機能性を追求した大型船の様式が建築に取り入れられていたことを解説した企画展。
モダニズムやインターナショナル建築に興味のある自分には勉強になる企画展であった。
配られていた冊子がほぼ展示されていた説明、写真等が網羅されているのでありがたい。
気になったのはコルビュジエがリノベしたコンクリート船(!)についての展示。
もともと艀のように使われていたその船を救世軍の避難収容所に改装したとのこと。
さらに近年になって放置されていたその船をカフェーやギャラリーとして再リノベする計画もあるそうだ。
このことを知って、ふと思い出したのが横浜にあった艀(パージ船)を利用した簡易宿泊所(ただしグレー)。
いまさら簡易宿泊所として使うのはどうかと思うけれど、まちづくりの一環の中でパージ船を利用できないものかなぁなんて考えてみたり…
具現化するのは難しいのだろうけれど(越えなければいけない壁が多そうだ)
常設展もなかなかステキ。客船華やかな頃の物が多く展示してあるので結構愉しめた。