今年も葉山の一箱古本市へ行ってきました。
会場にはなぜかビアサーバー。売上を図書館に寄付するとのことなので、身を挺して寄付。3度(杯?)ほど。昼酒は効く…。
ブックカーニバルの主催者やスタッフ仲間、出展者に(ほろ酔いで)ご挨拶。
いろいろ話で盛り上がる。来年のアレの件も…。
今年は前回よりもにぎやか。とはいえ葉山らしいのんびりとした雰囲気。
各店をじっくり廻るにはちょうどいい感じ。
というわけで、今回の戦利品(もとい猟書)
岬(三崎にあらずw)を書いた大竹新助は文学散歩・旅行系の写文家。前から気になっている人物。
野田宇太郎が文学散歩の嚆矢となる「新東京文学散歩」を日本読書新聞に連載したときに、写真を担当したのが大竹新助。のちに自分でも文学散歩を手がけるようになった人。本人も文筆家崩れ…などなど、この人の話なら何時間でも語れますw。
赤瀬川さんの櫻画報大全はながく入手できなかった(入手しそびれた)本。'90年代後半or’00年代前半に一度復刊したときにも手元に置かず、ようやく入手。嬉しいね。
赤瀬川原平が現代美術家からトマソンに至る間の一時期のスタイル。最近のイラストのスタイルをみていると、信じられない劇画調の筆致。じっくり読もう。
国鉄の登山パンフレットは、まずデザインにやられる。中身も当時の登山事情(臨時列車、特別割引切符)等がわかって面白い。
この手で探せば、以前から気になっている「東京都市近郊の私鉄によるハイキング整備」といった事も探せるかな…。まあ、まずはこの本をのんびりと読もう。
古本市のあとは帰鎌。呑み仲間につれられヒグラシ→奈可川→マイクスとはしご酒。
かなりの痛飲(若干翌日に残る程度。とはいえ、痛飲の割りには残っていない)。
肉吸いとあんこう鍋とタルタルステーキが最高にうまかった。(あと塩辛が!自家製かな?)
オレンジを搾ってつくったカンパリオレンジのうまいこと!何杯呑んだのかなw
楽しい1日でした。感謝。