Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

2.16金沢文庫企画展「武州金沢道しるべ」

名称:武州金沢道しるべ
場所:神奈川県立金沢文庫
会期:12/6〜2/16
入場料:¥250
見学日:2/16(またしても最終日w)
図録:なし(非常に残念)

前週に予定していた企画展見学と古道歩きが大雪のため中止。
せめて、企画展だけでも見学をということで、雪残る中金沢文庫へ。

一対で語られることの多い、鎌倉と金沢。しかし金沢は金沢で独立した観光地だった。
江戸時代からしても金沢は旧跡に過ぎない。ただ景勝は優れていたようだ。
展示は八景関連の碑文。資料。当時の地図など。

八景の元になったのは能見堂。ここからのの風景が美しかったことから発展。
ところが海の干拓(内川沿い。当時は内陸部まで海だった!)のため景勝が変化。
以降、九覧亭(八景+富士)に物見のポイントは変化するが、ここも地震による飛石(という古跡)の落下で景勝地としての地位を失っていく…。

以下、メモ

内川暮雪の場所
九覧亭の位置、飛石の落石による人気の低下
干拓による能見堂の人気の低下
太寧寺 範頼の墓
東光禅寺白山道沿いから関東大震災で移動
大観亭~光倉陣屋の物見台?詳細不明(幕末前後の話?)

個人的には鎌倉と金沢(六浦ではなく)を結んだ白山道とリンクさせて展示を見ていた。
白山道成立の経緯である内川入江のだいたいの位置が把握できたので満足。
これで前週のフィールドワークができていれば…非常に残念。

もう一つ、金沢を中心とした三十三観音霊場巡りがあったらしい。國別でも郡別でもなく、あくまで金沢中心(鎌倉も入っているわけではない!)。
ただ、観音巡りはわかっていないことが多いようだ。今後の研究次第というところか。
ツアコンというかプロデューサーみたいな人がいたのだろうな。商業主義と信仰との組み合わせみたいな。その信仰一辺倒ではない、観光・商業的部分が面白いと思う。

個人的には、今の自分の興味とリンクしたので大変に満足。
ただ大雪でフィールドワークを実施できなかったのが非常に残念。

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