とある日の猟書記録。
戦前に民俗・歴史書や山岳書を出版した出版人岡茂雄は、柳田国男に「本屋風情が…」と罵しられたことがありました。
のちに岡は「本屋風情」という本を出版し、自らの意地を通したという逸話があります。
岡茂雄に比するわけではありませんが、自分は、せいぜい「好事家風情」といったところでしょうか。
それでも「好事家風情」としての矜持はあるつもりです。
「面白いと思ったことを、面白いと発言する」。「人の面白がっているものに、ひとまず寄り添ってみる」。をぶれずに続けていきたいと思います。