お誘いを頂き、六角橋商店街のドッキリヤミ市場夜のフリーマーケットで行われた一箱古本市に参加しました。出店者として。…ええ、出店者としてです。
出店するとしても出品する本をどう用意するか、が問題でした。その時点から本を仕入れるの無理なので、蔵書の中で処分してもかまわない本をセレクトすることにしました。
惨々悩んで、130冊ほど選びましたが、運搬上の問題(重すぎ…)もありトートバッグ2つ分の65冊をセレクトしました。
値段づけにも悩みましたが、すべて読み終わった本なので、購入した金額の対価は充分に頂いたものと考え、すべて100円で販売することに決定。(値段づけの手間も省けますからね)
当日、65冊に減らしても運搬には一苦労しました。3日後でも筋肉痛に悩まされています。カートは必要かな。
事前に場所を確認して、当たりをつけていた場所(24番)を確保し、商品を並べ始めている最中から物色される。
お店はこんな感じ↓
一冊目が売れて一安心。そのあともお客様がひっきりなしで、嬉しい悲鳴。
そのあとも、まとめ買いする方もいらっしゃって、最終的には…
こんな感じに。いやもう、ただただ感謝です。
接客で声を出しすぎて、最後は喉がガラガラでしたw
65冊中、売れ残ったのが、21冊。65-21=44。44/65=0.6769...7割弱を売ってしまいました!勝因は100円均一にしたこと。これに尽きます。
反省と思いついたことなど。
- 自分の趣味性を前面にした本は売れました。逆に、色気を出した(売れるだろうと踏んだ本)は、まず売れませんでした。本のセレクトは難しいですね。
- 本の蘊蓄語り必要。接客モード没入必要。これは(意外に思われるかもしれませんが)得意なので、苦にはなりませんでした。
- 売れすぎて途中から売場が見劣り激しかったので、売場の新鮮さを保つための書籍の追加投入分を用意することも必要。
- (一部の人にしかわからないネタだけど)、BC式本棚は(狭い場所なだけに)効果的かも。新しい本棚を用意したいですね>各位。
- 店舗看板はちゃんとつくっておくべき、アイコン&アカウント入れて。
- 書店名のゴム印(紙袋用)と、名刺サイズのショップカード(書店名とツイ垢の)も用意した方が良いかも。
- カート必要。次回までには必ず用意しないと。
- 店番要員というか、相方必要。他の店に行くことも、酒と肴を購入することも出来なかった。(これが一番の残念w)
- 棒金を崩さなくて済んだのが意外。釣銭準備金の額は要検討。(お金の問題は発生しませんでした!それは(当たり前とは言え)良かったことのひとつです)
- 値付け問題。100円均一は崩さないにしても、一部高額商品を並べるのは悪くないかな。
って、おい!次もやるのかw(機会と在庫があれば、やってみたいです。Hi)
非常に楽しい一日を過ごすことが出来ました。
出店をお誘いくださった猫企画さん。運営の皆様。無謀な出店を応援してくださった友人たち。そしてご来店頂きましたお客様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
素敵な本を集め、再び一箱古本市に参加したく思います。
その暁には、またのお越しを心よりお待ち申し上げております。
猫綱書店改め猫綱文庫主人敬白