Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

横浜の歴史を振り返る展示3つ

横浜の歴史を振り返る、三つの展示についてまとめて感想を。

名称:我が街・ヨコハマの歩み展
場所:横浜タカシマヤ
会期:9/2〜9/14
入場料:¥500
見学日:9/6
図録:なし

神奈川新聞の報道写真アーカイブから戦後の写真を展示したもの。

内山・神奈川県知事が街頭で質問に答えるラジオ番組の収録の様子。
いまの自治体首長は見習うべきかとw

関内牧場と呼ばれた米軍の飛行場の様子。

横浜駅東口の駅舎。昔は東口が表玄関だったのだなぁ。
旧駅舎時代、利用したはずなのだが駅舎の記憶はない。

ドリームランド開園時の写真。
ドリームランドは自宅からは若干遠かったせいか、あまり行った記憶はない。
冬のスケート教室と夏のポストに投函される優待券を利用してプールに行ったぐらいかな。

飛鳥田市長を中心とした革新市長が並ぶの図。(横浜、川崎、鎌倉…横須賀かな?)

村雨橋事件の写真。いろいろ功罪はある人だが、これは評価したいひとつ。

高島屋ストア。当然知るよしもない。こんな風景だったのか。

横浜駅東西自由通路開通式典の写真。(1980)
これ、自由通路になる前の横浜駅の記憶がある自分には懐かしい写真。
定期入場券の利用が多かったとか聴いた事がある。(郵便局のためかな?)

新横浜駅前に水田が広がる写真。
なんというか、隔世の感ですなぁ。

こういう地域写真の展示では、見学者のおしゃべりを(こっそり)聴くのも愉しい。
写真を通して広がる記憶の連鎖とでもいうのか。

デパ展のタダ券を貰って見る人でも、今回の展示は相当楽しんだのではないかな。

名称:戦後70年 かながわの発展~都市化の光と影~
場所:馬車道プラザみらい(全国共済ビル)
会期:8/8〜8/23
入場料:無料
見学日:8/23
図録:なし

こちらも神奈川新聞の写真アーカイブ。
前記の高島屋と被る写真も多かったかな。

過去の街風景写真を展示して場所を当てさせるクイズ形式の展示。
同行者と白熱w。案外わからない物なのねぇ。

公害、騒音、開発、通勤地獄、オイルショックなど横浜が高度成長期に抱えた問題の数々の写真群。

地域史系の同行者とあれこれ喧々諤々の蘊蓄語りw。過去に見た展示や知識とあわせると広がりますなぁ。

写真の前で立ち止まる事多し。大した量の展示でもないのにだいぶ時間をかけました。
観覧者が少なかったのはもったいないなぁ。

その後、同行者とともに馬車道を移動。神奈川県立歴史博物館の馬車道のまちづくり展示を見学(以前見学済み)。先に馬車道を通ってから、展示を見るという形。ちょっとしたチューター気分w
そしてメインイベントに移動

名称:ここから鉄道の歴史が始まった〜ヨコハマと鉄道の始まりと秘密を探る物語
場所:横浜みなと博物館
会期:8/16〜8/30
入場料:この展示自体は無料。
見学日:8/23
図録:なし

二代目横浜駅100周年を記念してJR東日本横浜支社がおこなった展示。*pdf

自分には鉄道系というよりも、横浜絵(浮世絵)に期待していったのですが、実物ではなくパネル展示でした。残念。浮世絵自体は川崎の砂子の里資料館のものだったので、今度行ってみよう決意。

それ以上に驚いたのが、常設展示。いやあ、横浜の地域史は好きなくせに、港湾史や港の構造についての知識は全くなかったことに気がつかされました。また行こう。

日本丸見学もいいですね。つーか、船舶は本当に知らない分野だなぁ。いろいろ発見があって愉しかった。船舶信号旗をしまう棚とかね。(ミュージアムショップに立ち寄る時間がなくなったのは残念)

ということで横浜のいまだにいったことのないミュージアム(ex.シルク博物館、八聖殿…)もしっかり見てみようと思いましたよ。もちろん企画展だけでなく、常設展もじっくり見学しなくてはね。

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