Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

10.25鎌倉震災史@鎌倉国宝館

名称:鎌倉震災史~歴史地震と大正関東地震~
場所:鎌倉国宝館
会期:10/24〜12/6
入場料:¥500
見学日:10/25
図録:あり

平成23年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震では、未曽有の大規模地震とそれに伴う津波災害により多くの貴い人命が失われました。また文化財に与えた影響も甚大で、発生4年目を迎えた現在に至ってもいまだにその傷跡は癒えていません。

本展では、震災以降活発化している地震に関する研究成果をふまえながら、中世から近世に至る時期の鎌倉における歴史地震を概観するとともに、大正関東地震の被害状況やその後の文化財復興の歩みについて検証していきます。

本展が、すでに風化しつつある地震被害に対する再認識の場となり、また文化財保護について改めて見つめ直す契機となれば幸いです。

最近増えてきた地域系の災害史の展示。その鎌倉版。
鎌倉の場合、他と違うのは文化財が多い場所ということ。
加えて鎌倉国宝館そのものが大正関東地震後に、文化財の保護施設として誕生したことも大きな違いだと思う。

いつもの常設展示の仏像群にご挨拶。
今回は展示の関係で一部配置が変更になっている。
いつもの薬師三尊と十二神将立像。十二神将立像、ラグビーのマフィ選手や五郎丸にそっくりなのがいるw。
木造の五輪塔と板碑もいつもの通り。展示位置が違うので、見つけられなかったがな。

まずは大正関東地震で破壊され、その後修復された仏像群。
修復の際に頭が別の物とすげ替えられた仏像や、(破壊されたことで発見された)胎内墨書銘文など。全壊した本堂と、そこから引き出された仏像の古写真。本堂前に放置されているように見える。

次は中世の地震。鎌倉時代の地震。
日蓮、栄西、蘭渓道隆の資料。吾妻鏡の地震の記録。
古い日本地図。日本のまわりを蛇が取り囲んでいる。
地震は仏法の威力であると書かれた書物。
日蓮聖人註画賛に描かれた文字。単眼鏡で見れば、見にくい文字も一目瞭然。買って良かった。

近世の地震。
祐之地震之記という戸塚宿で元禄小田原地震に遭遇した梨木祐之という京都の神官の記録集。これが以前も話題にした貝殻坂の記録を残していて、驚く。当時から貝殻坂と言ったのか…(そして当時から切通状になったいたのか)

英勝寺・鶴岡八幡宮領結界図。
現在のいわや不動のあたりが崩れたようで、その記録絵図。そうか、あそこは崩れたあとなのか…

そして関東大震災。
鎌倉大震災絵巻。全6巻。こういうのを残した意味があるのだなぁ。
震災後の修理図。そういうのまで残してあるんだな。
航空写真や古写真の数々。
火災範囲や津波の範囲がわかる航空写真は、今後の対策としての意味がおおきい。

アーカイブの意味を深く感じる展示でした。

名称:Ryo Yamamoto Photo Exhibition ー 静かなる鼓動
場所:books moblo
会期:10/20〜11/8
入場料:なし
見学日:10/25
図録:なし

ブックカーニバル第一回の公式写真を撮った山本遼さんの写真展。
モノクロームで撮影された山岳写真の美しさ。色のない風景なのに、色を感じる不思議さ。いいなぁ。

mobloをでたあとは、クラウドファンディングに協力したかまくら駅前蔵書室 に蔵書。
最終的には知人のお祝い会に参加。かなりへべれけになったようでw

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