2019年6月の読了本。(ブクログの月グラフ)
バブル崩壊前後の東京の姿。まだまだ古い東京の姿が残っていたのだな。今この本を元に同じ場所を訪れても、風景は全く違った様相だろうな。(でも、歩かねばならないね)
さほど食べ歩きに興味の無い自分でも面白く読んだ。横浜周辺とか神保町周辺のアレコレに納得。大船のアレとか逗子のソレとかも…。掲載されたお店でなくなっている店もあるのだろうなぁ。
特に横浜よね。あとは立ち食い蕎麦。
浮世絵好きと地理好きがリンクするなんて!もっと勉強せねばね。
これを横浜浮世絵でやってみたらどうなるだろう。
Kindle版を購入。この作品は本当に素晴らしい、TVで舞台中継を観ただけだけども。人情の機微と時代背景と、作者の思いがひとつにまとまっているという…。黙阿弥の作品、観にいかなくちゃだわね。
脚本を読みながら、舞台の役者たちが目に浮かぶという…。辻萬長、島田歌穂、大高洋夫…
神奈川県立歴史博物館の企画展図録。異人絵などにはあまり興味ないのだが、風景絵・鳥瞰図に目が行く。
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前の出版社と著者の場外乱闘が話題になった一冊。どうしても前の出版社社長の意見が納得できなくて、読んでみることに。
絶望の果ての再生と希望と、個人と社会と、それぞれの世界のスケールと。現代社会を織り込みながら。
誤読なのかもしれないが。
これの販売部数が少ないと前の出版社社長がけなしたらのなら、前の出版社の努力が足りなかったのだとはっきりといえる。
板挟みになったであろう担当編集者は大変だったろうがね。
吉田初三郎を中心に五雲亭貞秀と石原正(と現代の青山さん)を紹介。図版が小さめなのが残念。鳥瞰図をじっくり眺めてみたかった。
2019ベスト確定(まだ半年あるが)。最の高。
著者の探偵ぶりに感嘆。探偵ぶり…といっても探偵としての行動力でも推理力でもなく…、探偵としての規範…とでもいえばいいのかな。
そしてそれは、自分の目指す探偵稼業(文学・地理・歴史などなど…)のそれと似ているような気がした。自分も探偵と名乗ってのいいのかもしれない。
書かれた探偵としてのエピソードも対象のエピソードもそれぞれにいい。もちろん結末も。その結末の先があることを祈りたい。
とりあえず、板チョコにかぶりつきたい。
評論系同人誌をつくるための手引き書。直接関係があるわけではないのだが、参考になること多数。次のZINE…は発刊できるのかなぁ。
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公開当時見に行けなかった映画をDVDで。日本統治時代の台湾で、日本語で近代詩を書いた台湾人たちの散文詩風ドキュメンタリー。
初三郎の鳥瞰図。もとの絵と、印刷画の違い。結構あるんだな。あとは地方都市の鳥瞰図が面白いね。