Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

2019/08/15一枚の切符から昭和のあの頃へ@都市発展記念館

町田の後は横浜に移動。

名称:一枚の切符から昭和のあの頃へ 思いだす昭和のイベント、ニッポンの風景
場所:横浜都市発展記念館
入場料:¥300
期間:7/13〜9/23
見学日:2019/08/15
図録:あり。購入。¥1080

観光文化史と横浜の地域史的な興味で見学に。決して鉄道趣味ではない。

まずは横浜のものから

絵入り切符の黎明は大正昭和期から。皇室関連・軍事関連・博覧会など。
大正初期の市電の新線開通記念の乗車券も展示。
震災の復興完了とか復興記念博覧会の記念乗車券、観艦式、開港記念祭のものなど横浜らしさを感じるもの多数。

戦後。貿易博覧会、皇太子ご成婚記念、東京オリンピックのものなど(後ろふたつは横浜は関係ないが)。
オリンピックあたりから切符が急に華やかになってくる。
新幹線開通。みなと祭99周年(根岸線開通と一緒に)。

私鉄のものも。
昭和31年の東急東横線高島町ー桜木町駅間複線化記念乗車券。とか、相鉄の保有車両100両突破記念。こういう地味なものも記念になるのね…
デザイン的には京急の都心乗り入れ記念とか相鉄の複線完了記念のものが良い。いかにも昭和のデザインだけど、好みである。

万博以降の旅行の大衆化とディスカバージャパンの時代。
乗車する切符が記念化するのではなく、記念乗車券自体がコレクションの対象になるような時代…とでもいえばいいか。

時代はもうちょっと後になるが、横浜スタジアムのオープン記念は(デザインとかが)懐かしい感じ。ああ、昔のジャイアンツのマーク(野球帽を被った下ぶくれのおっさん)やホエールズ(バットを持った一つ目小僧みたいなの)のそれ。
開港120周年とかみなと祭でSLを走らせた時のものなど、たぶん持っている様な気がする。
他、横浜駅の中央自由通路開通のもの。昔は馬の背を登ったところに国鉄の改札があったのよね…。懐かしいなぁ(ノスタル爺…)

次のコーナーは切符の歴史と各地の記念切符なのであまり興味が湧かず、ざっくりとみるだけでした…。

一番の切符はドリームランドモノレール開通記念のもの。ドリームランドモノレールって本当にあったんだ…

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