Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

2019/12の読了本

2019/12に読み終わった本は12冊でした。まあ、読んだ方かな?




著者 :
発売日 :

古くからの友人から頂く。当時ASCIIは読み始めたころか。(ただ、この号を購入した記憶はない)
表紙がNeXTだし。新製品がMacintoshIIcxだったり…。嗚呼、幾星霜…。




著者 :
発売日 :

同じ友人からの頂き物。まさか、RWCの決勝を見にいった人が身近にいるとは…。
ありがたく、RWC気分を味わわせて頂いた。

特集:串田孫一。池内紀さんの「二列目の人生」はこの雑誌の連載だったのか。(これは文庫版にはない評伝か?田沢稲舟という女性作家。)

銀花みたいな工芸寄りの雑誌で串田孫一特集とはね。端正な内容でした。

著者 :
星羊社
発売日 : 2019-12-15
南陀楼綾繁さんの書いた、今純三(今和次郎の弟)のコラムで、いろいろ腑に落ちる。
スーマーさんのエピソードにわくわくする、魅力的な街だなぁ。
暗渠マニアックスの記事も安定感。どんな場所でも暗渠の視点から街を見ることは可能なのだなと。
そして登場する店のそれぞれによだれが…。うんまいものが沢山ある感じ、いいなぁ青森。
古本屋さんも、尋ねてみなくてはね。

みんな大好き星羊社の新刊。青森をはま太郎のような視点で歩く本。暖かくなったら、行くぞ青森。

湘南地区のフリーペーパーから、飲食店紹介をまとめた本。行ってみたい店が結構あるなぁ。

SNSで知ったリトルプレスを近所の書店で入手できるうれしさ。そして、本と日常と…。

ブクログプレゼント企画の非売品見本。 #息吹

巻を措く能わずでした!
奇妙な味というか異色作家短篇集を思いだした。SF=サイエンスフィクションではなく、スペキュレイティブ・フィクションの一種という感じか。すなわち思弁小説。
神林長平さんの作品を読んでいるような感覚に襲われたかな。

本来のSFってこういう事なのでは、と。そして俺が若いころ流行った純文学とエンタメ小説の中間のような伴流文学(スリップストリーム)を思いだした。当時結構嵌まったクチなので

暗渠マニアックスのお二人の記事が読みたくて購入。

不思議な白昼夢感(でも、子供の頃に体験した世界)みたいな。
描き込まれた背景と、キャラの落差。そして、ストーリー。散歩趣味の人にはたまらない感じではないかな。

補足すると、路上観察的な視点を持つ人(=俺)にはたまらない作品のように感じた。今年読んだ中でもベストに入る作品ではないか。

リトルプレス。地図趣味だけではなく、ドボク的や路上観察的な視点も

崎陽軒特別カバー付き。
社会派ドタバタ喜劇。うまく時代を捉えつつも、喜劇で大団円にまとめてあるなぁ。
でてくる人物や事物のモデルを推理してみたくなる感じでした。
巻末の付録にある獅子文六の横浜愛に溢れた文章も読み応えがある。

獅子文六って、まじめな人のように見えるが小説は結構ライト。その落差がちょっと面白い。横濱と関わりの深い人であるだけに、横浜愛の深さもまた格別だな。

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