Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

2020年8月の読了本

8月は13冊。多いようだが、青空文庫・Kindleも含めての数。
まあ、それでも読めるのはありがたい。

柴崎友香さんのエア散歩ぶりに驚嘆した。

眼福の一冊。にしても地図からエア散歩できるほどの可視化は、俺には無理な気がする。(映像が浮かぶという感じではなく、あたまで理解するというか)

青空文庫版をKindle化したもので読む。最近のアレコレで久しぶりに読み返す気になった

特集:小村雪岱 いやはや、なんというか眼福の一冊。挿絵作家としてのそれは知っていたが、その小説作品も読んでみたくなった。邦枝完二の「おせん」とか。挿絵付きで読むのは…無理なのだろうなぁ。資生堂書体にも関わっているんだね。知らなかったよ。

芸術新潮1冊目。川越市美術館?の企画展を見逃したのは残念だったなぁ。まあ、この本でなんとなく把握したぞ。

電子版にて再読。根気があれば、内容から地誌を丹念に拾っていくというのをやってみたいのだが…

江戸・東京ブーム再燃の中で読む。

自分としては珍しく投げ出さずに読んでいる漫画。

いやあ、面白かった。今、この作品が青空文庫ぐらいでしか読む方法がないなんて。
ないものねだりとはいえ小村雪岱の挿絵とともに読みたいね…。

はい。芸術新潮の小村雪岱特集からの流れで読んだ。ぼんやりと星川清司や森田誠吾の戯作者ものを思いだす。そして井上ひさしの戯作者銘々伝。杉浦日向子の百日紅を…

Kindleを使った読書の勢いで読む。青空文庫で読みかけで長らく放置していた本だった。

おせんの作者の別作品。




著者 :
新潮社
発売日 : 2020-07-22

芸術新潮2冊目。
LIXILギャラリーについての小記事目当てで購入。やはりLIXIL(というかINAX)ギャラリーはいいよねぇ。返す返すも残念。

再読。しかし、すっかり江戸戯作者ものに嵌まっているじゃないの!

うむ。よかった。

ようやくみつけたMUJIBOOKSの文庫本。横浜にもMUJIBOOKSがあったとはね。敬愛する杉浦日向子先生のエッセンスが十二分に詰まったいいアンソロジーでした。いかにも無印良品らしい装釘はブックカバーのない時代の文庫本を想起させるね。

芸術新潮3冊目。
白洲正子・明恵上人特集。まだ理解できるレベルではないのかなぁ。とりあえず、高山寺に行ってみたい。

そうだ。松本竣介も藤牧義夫も長谷川潾二郎も洲之内徹の著作で知ったのだった。
気になる新潟の件。当時は理解できなかったけれども、今なら少しはわかるのかな。

気まぐれ美術館シリーズを読み返してみなくては。
ながらくの探求書。ようやく見つけたよ!うれしい。

こうやってまとめてみると、芸術新潮と戯作者の一ヶ月だったな…

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