名称:品川用水
場所:品川歴史館
入場料:¥100(企画展・常設関係なく)
期間:02/05〜03/13
見学日:02/06
図録:無料の品川用水地図。入手
Twitterで開催を知って、勢いで出掛けた展示。結果、いい知見を得られたのではないかと考える。
品川歴史館に行くのに西大井駅から歩いたのだが、その道が品川用水であることを展示を見て知るなど。おかしなクランクだとは思ったが、まさかね…
知識だけでしかなかった物がリンクしていく感じが楽しい。暗渠本で知った古戸越橋は品川用水だったのね。
立会川を越えるために懸渡井という立体交差があった(地形的にはその名残があるらしい)とか、玉川上水からの分岐点が武蔵境だとか。そういったディテイルが立ち上がってくるのがよいな。
直接的に用水に関係するわけではないが、周辺には湧水が多いらしく(これって、タモリ倶楽部で昔ネタにしたことがあったような…)そこらも含めて歩いてみたいな。湧水のひとつは行きがけに見かけた。展示のあとにも立ち寄ったのだが、詳しい場所がわからず…。
歴史館で品川用水の水路図を貰えるのだが、無料でいいいの?ってレベル。入場料¥100で貰えるなんて、何か申し訳なく感じたな。
地形的な面白さ。散歩する楽しさがありそうな地域だった。品川用水の跡をたどりながら再訪したい。
そうそう。展示の一部では三田用水にも言及があったのは特筆すべきか。
品川歴史館のあとは新宿へ。模索舎は開店時間前で断念(欲しい本があったのだが…)。東急ハンズで開催されたおもしろ同人誌バザールin東急ハンズに戦利品多数。
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名称:暗渠マニアックス×片手袋研究家× 鉄蓋観賞愛好家×路上園芸鑑賞家×街角狸研究家「令和の路上観察大全!〜街の上や下で〜」
場所:ライブ/アーカイブ配信(〜3/11)
入場料:¥1650
期間:02/07
見学日:02/07
図録:なし
B&B×水路上観察入門展の付帯イベント。
昔の路上観察学会のフィールドワーク本(東海道とかの)を思いだした。それぞれのフィールドからはみ出すのがいいね。
路上観察の多様性とジャンルのボーダレス性に気がつかされたかな。しかしそれにしても、それぞれの対象の魅力、個々の鑑賞力とその表現力に驚かされぬる。すげえ方々なのだなと。
名称:赤星直忠と神奈川県立博物館-赤星直忠コレクション展-
場所:神奈川県立歴史博物館
入場料:無料
期間:01/08〜02/27
見学日:02/13
図録:目録のみ
三浦半島を中心とした考古学者というか、神奈川の文化財行政に携わった人と言うべきか。その発掘物・蒐集物・著作を展示したもの。
その蒐集のアーカイブもさることながら、彼のフィールドノートがアーカイブされていて、かつそれをデジタル化しようという活動があるのがいいな。
神奈川県の史蹟名勝天然紀念物調査員をしていたらしいので、個人的にはそのあたりをもっと掘り込んでみたい。
名称:神奈川県立金沢文庫 特別展「春日神霊の旅 -杉本博司 常陸から大和へ-」 を巡ろう
場所:ニコニコ美術館(オンライン配信)
入場料:無料
期間:2022/02/27〜
見学日:02/27
図録:なし
金沢文庫の企画展は、杉本博司さん(江之浦測候所の)のプロデュースなのか!そういうことか。江之浦測候所のなかに春日神社を勧進するのはそういうことだったのかと(猫のまにまに/おだわら暗渠散歩を参照のこと)
正直なところ、解説を一ミリも理解できなかったのでは。とはいえ気になる展示だなぁ。