名称:まれびとと祝祭―祈りの神秘、芸術の力―
場所:高島屋史料館TOKYO(日本橋)
入場料:無料
期間:2022/03/02〜08/21
見学日:2022/05/15
図録:目録のみ。A3両面
東北と沖縄のまれびと信仰が主体。東北のそれをみつつ、鎌倉の面掛行列を思いだした。
映像として残されたアイヌの信仰(金カムをみていると、映像自体も内容もあはぁ!となる。)。岡本太郎の作品も。岡本太郎はそこに記された文章が良かった。一度、本に目を通すべきかと感じたな。
個人的には東北のまれびとが気になるなぁ。特に秋田。なまはげだけではないまれびとのそれ。父親のふるさとも含まれているが故に、さらに。
小さいスペースなんだけど、充実感があったなぁ。
名称:團菊祭五月大歌舞伎第三部(市原野のだんまり・弁天娘女男白浪)
場所:歌舞伎座
入場料:¥3500(3階B席)
期間:2022/05/02〜05/27
見学日:2022/05/15
図録:筋書購入。¥1200(¥1300、割引券¥100使用)
イヤホンガイド使用:¥1000?
堪能したよ!
市原野のだんまり。平井保昌は和泉式部の夫ということにビックリ。そして月岡芳年の作品で、平井保昌をみているということに気がつくなど。こういうリンクしていくのが面白い。
だんまりの美しさよ。演劇というよりも一種の舞踊を見ているような感じ。
元になったのが今昔物語と。翻案というか解説は読んだのだが、もとの今昔物語も追いかけてみたいなぁ。
弁天娘女男白浪。もちろん知らぬ話ではない(舞台中継で観たこともある)が、生で見るのは違うなぁ。いろいろ感慨が。
バレた後の弁天小僧菊之助の右近のすごみもいいが、南郷力丸の巳之助の達者さよ。あとは、亀三郎のかわいい演技か。これから歌舞伎を見続けていけば、感慨も湧いていくのだろうなぁ。
浮世絵、文芸、歴史などとリンクしていく面白さ。歌舞伎も今後とも見続けていきたい。ホント、いつまでも勉強の日々だなぁ。
七五調の掛詞(地名が!)の続く台詞も良い。これが黙阿弥調なのだろうな。
見ていないのだが、一部のあやめ浴衣は以前に見た福富太郎展(東京ステーションギャラリー)のあやめの衣と関係があるのだろうか?