名称:令和4年12月文楽公演・本朝廿四孝
場所:国立劇場小劇場
入場料:¥5500
期間:2022/12/06〜12/19
見学日:2022/12/11
図録:筋書あり・購入・¥800
別記:イヤホンガイド使用(小冊子つき)・¥1000
初めての文楽体験。
歌舞伎を見慣れてきたせいか、すんなりとその世界に浸ることはできたかな。人形振りの感情表現がちょいと面白かったかな。(八重垣姫のそれとか)
物語自体は荒唐無稽なんだけどね。歴史を知っているとその荒唐無稽さが際立つのよ。信玄・謙信と道三が関わる物語なんだもの。道三は太田道灌の子孫という設定だし。
太田道灌の山吹の逸話(実のひとつだに無きぞ悲しき)が美濃に掛かっているし。正体がばれるのも蓑が理由という話。そもそも道三の娘・濡衣の名も蓑に掛かっているみたいだし。
太夫(浄瑠璃)と人形遣いのそれぞれの芸が見られた様な気がするね。
八重垣姫の狐火の段は浮世絵で見ているような気がするね。国貞か国芳か、それとも芳年か。
文楽鑑賞の前は南青山の岡本太郎記念館へ。その作品をどう評価すればいいのかいまだによくわからない。が、そのアトリエの建物は実に好印象。コンクリートブロックと鉄骨と画ガラスで構成。なんだモダニズム建築じゃん。
屋根のアールを支える逆のアールの鉄骨がいい感じだった。(丸ノ内線のサインカーブみたいになっているのね)位相差打ち消しみたいな。アレで屋根の重さを支えているのかね?
見学後、渋谷方面にフラフラ歩いて、こどもの城の岡本太郎作品とマークシティ?の明日の神話を眺める。なんか、岡本太郎づいているのは、自分の興味の範疇に岡本太郎の視点が絡む展示があったからだよなぁ。(東北・縄文・沖縄(祝祭))
見学後、渋谷方面にフラフラ歩いて、こどもの城の岡本太郎作品とマークシティ?の明日の神話を眺める。なんか、岡本太郎づいているのは、自分の興味の範疇に岡本太郎の視点が絡む展示があったからだよなぁ。(東北・縄文・沖縄(祝祭))
昼食はマークシティのライオンで済ます。久しぶりのライオン、美味かったな。
鑑賞後はスカグリ酒場を嗜みつつ鎌倉へ。いつものヒグラシ文庫へ。くだを巻く。酔い一日であった。
名称:活字 近代日本を支えた小さな巨人たち
場所:横浜市歴史博物館
入場料:¥1200(常設展込み)
期間:2022/12/10〜2023/02/26
見学日:2022/12/25
図録:あり・未購入・¥1800
とんでもなく興味のある展示なのだが、ローガンズにはキツい展示だった。単眼鏡必須です。
本阿弥光悦らがつくった嵯峨本が、木版活字による物とはしらなんだ。
謄写版は見たことはあるが実際に使ったことはない。使ったのは手回しの謄写版印刷機。(ガリ切りは経験あり)
こういう謄写版は見たことはあるが実際に使ったことはなかったな。使ったのは手回しの謄写版印刷機。(ガリ切りは経験あり) pic.twitter.com/z0kh75jllZ
— 猫綱 (@nekotuna) 2022年12月25日
和文タイプは使わせて貰えなかったなー pic.twitter.com/eg44eftW65
— 猫綱 (@nekotuna) 2022年12月25日
そういえばガリ版からリソグラフへの過渡期にスキャンしてガリ切りをしてくれるドラム式のスキャナーみたいなのがあったよね?
これは木活字なのか、母型なのか(俺には)不明。この前の清美堂の展示を見ていろいろ想像しちゃうな。 pic.twitter.com/iOSL7pJHcN
— 猫綱 (@nekotuna) 2022年12月25日
あと、電胎法ってなんだっけ?
マジマジと眺める。 pic.twitter.com/Y8SGqX5hNr
— 猫綱 (@nekotuna) 2022年12月25日
— 猫綱 (@nekotuna) 2022年12月25日
もっと写真を撮れば良かったなー。自分の頭では咀嚼しきれて無いな。再訪必須。単眼鏡を持って。どうせ図録を買ってないしね。
常設展で展示していた中学校社会科作品展がなかなか興味深い。郷土ネタを取り上げる人のが特に。