2024年09月は4冊。 本棚登録は??冊。購入は11冊/¥10425。
4冊?やはり精神が弛緩しているなぁ。ブログの更新も遅れているし…
まあ、少しずつ日常を取り戻さなくては。
あまりの面白さに一晩で一気読み。一村の生真面目さ・真摯さよりも、奄美のムンとした空気が伝わってくるような本だった。
今秋に開催される田中一村展に行こうと決意した。
今秋に開催される田中一村展に行こうと決意した。
11/17現在田中一村展には行けていない。
こういう評伝(畸人伝?)は好み。作者の熱量こそ大切なので。奄美の熱気。気になるなぁ。
みうらじゅん×民俗学。いや、みうらじゅんの興味の趣くものを民俗学と言い張ったもの。だが、そこに民俗学勃興期の雑多なエネルギーがあるようにも感じた。
興味を持ったものに対する現調・蒐集・考察ぶりに改めて驚いた。
興味を持ったものに対する現調・蒐集・考察ぶりに改めて驚いた。
現調・蒐集・考察というより、蒐集・分類・考察か。初期の民俗学や民藝的なエネルギーを感じたかな。
つか、みうらじゅんのコレクター力は赤瀬川原平に似ているのだな。
仕事術ではないし、回顧録とか自叙伝に近いものかな。でも、対象への向き合い方は本気(マジ)なんだと思わされた。自分の中途半端さがよくわかる。
そして、最後のオチ(といって差し支え有るまい)ー仕事にならないソレへの愛も十二分に。
そして、最後のオチ(といって差し支え有るまい)ー仕事にならないソレへの愛も十二分に。
みうらじゅん。エロスクラップだけの人でだけでない、天才なのだな。
そうか、糸井重里の事務所に出入りしているところからはじまったのか。なんとなくそれに残念感が。
とはいえ、天才性は間違いないな。