2024年12月は11冊。 本棚登録は40冊。購入は10冊/¥9098。
久しぶりに冊数が増えたが、Kindle漫画によるもの。12月は体調不良(二回!)のなか、読んだものだと思う。つか、読むぐらいしかできなかったのか、俺。
自分の琴線にここまで触れる漫画があったとはね。
次巻も楽しみ。
平凡とか日常に埋没したくない高校生って、まわりからは浮いた存在になってしまうよね。(俺がそうだったので)
だけど、主人公たちはまわりを巻き込みながらあがき続ける(そしてそれを楽しんでいる)。
自分の高校時代とくらべながら、読んでいる。俺は、平凡に埋没していた人間なんだなと思いつつ。
これからもえぐられながら読み続けることになりそう。でも、それでいい。
それでも評伝・畸人伝系が好きな自分にはたまらない本だった。
おそらくPR誌ちくまに連載していたものだと思うが、当時とは印象が違うかな。
いやあ、男女の機微。ちょっと意外性を感じながら読んだ。
少年漫画の王道を進みながら歴史漫画(と、ギャグ)を描くゆうきまさみさんに驚き続けている。(何度も書いているような気がするが)この時代に弱いので、基礎教養書としても読んでいる感じがある。
芝浜の鳥瞰図をじっくりと見る。こういう場所だったのか。
Twitterに書かれた作者の解説が、ここら辺を説明している。そうか、俺は誤読をしていたのかもしれない。
【『映像研には手を出すな!』の大きな流れについて作者が整理するやつです。基本的に漫画を読めばわかることですが、読みたくない読者はスルーすべし】
— 大童 澄瞳/Sumito Oowara (@dennou319) 2024年12月29日
映像研の初期から中盤にかけてはザックリ言うと浅草氏とソワンデの対比を軸に大人と成長について考える物語。…
第9集が描かれた理由は極単純なもので、大人達が「初期衝動と若さを取り戻せ」と奮起するきっかけを作った8集に対して「じゃあ子供のままでいいのか、大人になるってどういうことなんだ」ということを考えなければいけないということですな。
— 大童 澄瞳/Sumito Oowara (@dennou319) 2024年12月29日
なるほど。クリエイティビティとソーシャルコミュニケーションということなのかもしれない。嗚呼、きっとこれも誤読。
(いい意味での)実用書。最初から最後まで舐めるように読み必要はなく(いや、読んで欲しいし読むべき)、必要なエッセンスを取り込めればOK(無論それだけではないのだが)。自分には得るものが多かった。今まで読んできた文章論の中で、最高だった。自分の文章に悩んだときに読み返す、自分のキーブックになる本の中の一冊だと思う。
昔は観光地だったが、廃棄された鍾乳洞の記事が面白い。そういうこともあるのね…
絵柄もだいぶ変化があるのだなと思った。あと路上観察的要素が強くなるのはもっと後期の作品なんだなとも感じる。そういった変化も読み取れるのが面白い。
坪内さんは「新書」とか「文庫」とかのしばりをつけると、とたんに面白さが半減する。自由に書いた方がおもしろい(かった)人なのではないか。
昔は読みまくった堀淳一だが、この本はいまいち読み込めなかった。
トマトスープ先生の歴史漫画は目の付け所が面白い。また、面白い話を探してくるものだと。
そしてコーカサスの話というのも俺の現在の興味と繋がっていて、