生麦事件に関する資料を収集した生麦事件参考館を見学する。
館長の引退に伴い閉館する予定だったものの、引き継ぐ方が現れて存続が決定。
(当初の計画では、閉館が決まったので見学に慌てていくことになっていた)
個人の情熱が生み出した小さな奇跡のような場所でした。
当初、閉館の話を聴いたときは、図書館や博物館が資料を(委託ででも)引き受ければ…と考えていましたが、やはりこういう物はその場所・その土地になければ、意味がないと感じさせられました。
近代史における生麦事件の位置づけや、細かいディテイルにこだわった資料集め、実際の街道と照らし合わせての事件の詳細など、すべてが目からウロコ状態。横浜検定の(ために勉強した)知識とだんだんリンクしていくのが、自分でもみえてきたのが興味深かった。
加えて、鶴見〜横浜(一部鉄道移動あり)の東海道をフィールドワーク。文献資料を漁るだけではなく、フィールドワーク(野良仕事!w)の重要性を改めて再認識。
地形、ランドスケープ、土地利用、信仰、歴史など、実際に歩いてみなければみえないことが多数ある。(そしてそれを知るには資料を読むことが大切と言うことも)
やはり本を持って街にでよう!が自分のスタンスかな。改めて再認識。