Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

「近代日本画にみる女性の美-鏑木清方と東西の美人画-」展

展覧会名:近代日本画にみる女性の美-鏑木清方と東西の美人画-→HP
場所:そごう美術館(横浜そごう内)
期間:2/24〜3/21
入場料:¥1000
見学日:3/4

外回りの合間に鑑賞。
福富太郎(キャバレー経営者)の日本画(美人画)コレクションの展示。
特に鏑木清方のコレクターとして有名である。
清方ファンの猫綱としては押っ取り刀で駆けつけた感じかな(笑)

鏑木清方の作品は思ったよりも少なく残念。
それでも美しくて儚げな女性を描くのは鏑木清方に限ると改めて感じた。

鏑木清方の帝展出品作『妖魚』の実物も拝見。
いろいろ賛否があった作品と言うことを知っているだけに、じっくりと眺めたけれど…
清方らしくはないけれど、迫力はある作品かな。
雑誌や書籍で見ていたのと違って、その大きさと絵に圧倒されました。

ほかに気になった作品を幾つか。

北野恒富の鷺娘。これが実に儚げで素敵。
島成園の一連の作品。妙に引っかかる作品。
甲斐庄楠音の作品(一点のみ)たしか映画美術で活躍した人(の筈)。何で見聞きしたかは記憶にあらず。要研究。
清方の師匠筋になる水野年方の作品はあまり引っかからなかった。

図録は値段の割にイマイチなので購入せず。(百貨店系のはあまり…)

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