過日、大宮周辺を歩く機会がありました。
その中で大宮公園と武蔵一宮・氷川神社(氷川丸の由来!)周辺も歩きました。
公園の中には県立歴史と民俗の博物館というのもあり、気になるところでした。再訪しなくては。
それ以上に気になったのが、比較的フラットに感じられる大宮周辺なのに、公園内と氷川神社にそれぞれ池があるところ。水源が何なのか気になりました。
帰宅後、カシミール3Dとスーパー地形で確認したところ…
立派なスリバチ地形でした。なるほど、溜池。そういうことだったのですね。
東武野田線と東北線が分岐するあたりの北側で、暗渠を発見したのですが、その流れが大宮公園のボート池(一番大きい池)の水源だったようですね。
面白いのは、大宮公園内にあるサッカー場、野球場、競輪場兼陸上競技場がスリバチ地形の崖を利用しているところ。実物を確認したわけではありませんが、合理的な建築手法のように見えてきます。こういうところまで、現地で気がつければ愉しいのになあ…。反省。
大宮公園の中には過去に存在したホテルのアーチが残されていて、浦和の別所沼周辺と同じく、東京郊外の遊楽地だったのかなと想像しています。