…どうも俺自身の特性として、鬱々とした気分を晴らすのは散歩しかないと感じている(ここ最近頓に)。
とはいえ躊躇するご時世だが、ひとけのすくない所を歩けば、大丈夫かな…なんて
ということで、戸塚宿から西へ歩いてみた。
当初の計画では大磯宿あたりまで…と思っていたが、暑さにやられて茅ヶ崎でリタイア。
…まあ、次回、茅ヶ崎から小田原まで…。ちょうどいい距離なのではないかと。
(その前に、日本橋から戸塚はどうするのか?まあ、こちらも歩いてみたいなぁ…)
GPSロガー(といってもiPhone&myTracksによるもの)によるログがこちら。
…大坂〜原宿〜遊行寺坂のアップダウンがしっかりと見える。それを過ぎればフラットな感じ。(中途のピークは、藤沢本町で伊勢山に登った故)
以下、写真を挙げていく。
戸塚十ノ区。要は小字名なのだが、区画整理(耕地整理?おそらく河川改修&耕地整理をした時期以降)の新しい小字。このあたりもしっかり研究したいのだが。公園の名に残っているものなのだなぁ。
江の島弁天道標(これは遊行寺橋付近のもの)。いっとき、街歩きガイドをするために調査&研究&フィールドワークした時期があったので…これは懐かしい。感慨深い物がある。
藤沢本町駅近くの伊勢山橋。この下を小田急線が通る。右に見える山が伊勢山。
以前とある企画展で知ったのだが、この伊勢山周辺を分譲別荘地として開発した経緯があったらしい。その別荘地の公園が伊勢山山頂付近。
山頂展望台より江の島方向を。画面下部には東海道も見えている。(この日は黄砂の影響か、空がくすんでいた。残念。)
ここより海側は海岸砂丘帯。伊勢山は大地のヘリということか。
この台地を北側にみると、旧藤沢飛行場(今の荏原製作所付近)になるわけで、なるほどという高低感だった。
これはもうちょっと深掘りしてみたいな。
藤沢市羽鳥中学校入口交差点付近で見つけた歩道。これ?暗渠じゃね?
歩きながらつぶやいたら、リプライを頂く。
確かこの辺りに「逆川」と呼ばれる北向きの流れがあったことが記録に残っていたと思います。
— kanageohis1964 (@kanageohis1964) 2021年5月9日
…これはちゃんと追っかけてみないとダメですね。
ほか、反省点・気づきなど
撮ってきた写真をみると、あまり街道歩きっぽい写真をではなく、路上観察側に振れている気がする。どうしても自分の嗜好が顕れているのかな…
服装重要か。もうすこし薄手のパンツ。もしくはハーフパンツでも良かったのかもしれない。
出掛ける時間をもう少し早めにしたい。江戸時代の旅人の朝が早い(現代の登山家も、か)のは、暑さよけと時間的余裕をもたせるためなのかな、と。
街道歩きを否定するわけではないが、何か目標に向かって歩くというのは自分の趣旨とは違うような気がしてきた。
適当な場所からスタートして、気の趣くままにそぞろ歩く方が向いている気がした。
聖地巡礼的になるよりも、自分の眼と足で発見する方が性に合っているのかも…。
とはいえ、もうすこし東海道を歩き続けてみるつもり。気の向いた時に…