Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

読了本 2022/07

2022年7月は21冊。電子書籍の漫画が多かった故。

本棚登録は45冊。購入は20冊/¥10741。


ゴールデンカムイ 12 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 13 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 15 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 17 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 18 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 19 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ちびちびと読み直し。無料版で一気読みしたときとは違う印象もあるなぁ。
友人から勧められたのもあるけれど、ここまで嵌まるとはおもわなんだよ。

地域アーカイブ、生活綴方、教育版画運動。戦後民主主義と都市の開発(旧住民/新住民)。手持ちのかまくら子ども風土記をまた読み返してみるか…

ようやく読み終えた積読本。7月にみた町田市立国際版画美術館の展示やYouTubeもあって、興味深く読んだ。このあたりの感覚は自分の子供時代にも残っていたのかもしれないと。

学校で版画を彫る ―『学校で地域を紡ぐ』2刷記念オンライン・トークイベント― - YouTube

桜田氏の覚醒。そして浅草氏の成長か。(マジになるとリアル浅草氏の顔になるのはw)。クリエイティビティに欠ける自分でも何か響く物があるという…。

ただアニメをつくりたいという処から始まって、表現・演出・対観客ときて、次は対評論になるのかな。

桜田氏のシラケているような装いのなかに、熱さというのがあるのがなんともいいね。今後の活躍が楽しみ。

さあ、段々と面白くなって参りましたぞ。

創作とその評価(可否はともかく)への作者からのスタンスを示したアンサーということか。前作のルックバックよりも、よりそのスタンスが明確になったのではないか。(この深読み自体が、作者に踊らされているのかもしれないが…)

安直な批評や感想を作者がどう受け止めるのか、それをどう昇華するのかということなのかな?
メタ構造の作品なだけに境界がどこにあるのかわからなくなる人もいるのではないかな。ストーリー読みにはつらい作品だろうなぁ。

存在・言葉・記号・コミュニケーションへの挑戦なのだと思う。読み始めれば、世界の構成が変容してしまうような感覚に襲われる。

以前に読んだ児玉まりあ文学集成の作者の単行本を一気読み。

なんとも不思議な読後感。哲学的…という言葉で片付けたくない何かがある。
ほのかに感じられるのは繰り返されるモチーフ。そして読了後におこる世界の見え方の変容。そして急に藤沢の街が愛おしくなった。

以前Webメディアなどに掲載された物をまとめた物。皆川さんの文章のリズム感の面白さよ!

白洲正子さんに興味があるので購入。しかし、アレックス・カー氏との対談は、じつはお互いにかみ合っていないのではないか疑惑。うーん…

とある古本屋に芸術新潮がまとまってあったので、興味のある物を購入。
かみ合ってない問題は、語りたいアレックス・カー氏と泰然自若とする白洲さんなんだよね。がっついて語りまくっているから、話が薄いように感じたのだが…。この対談の評価を他の人にも聞いてみたいかな。

特集:「白洲正子」全一冊。赤瀬川原平が白洲正子の油彩を見て感想を述べた随筆が良い。あとは未発表だった清少納言についての随筆が良い。

上の本にも繋がるのかもしれないが、書くべき対象を一度腹の中に収めてから書いている感じがするような気がする。上っ面ではないから書き出された言葉に重みがあるというか。
薄っぺらな知識で書くのと違い、咀嚼されている(そのことの可否はわからぬが)ことが白洲正子の文章世界をつくっているのだと思う。

歌舞伎座の筋書。當世流小栗判官と風の谷のナウシカ上の巻白き魔女の戦記を鑑賞。
筋書なのでアレコレいうことはないけれど。舞台写真のない前期の物なのはちと残念。

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