Days on the Rove

好事家風情の日常。読書と散歩と少々の酒。

読了本 2023/11

2023年11月は14冊。 本棚登録は59冊。購入は16冊/¥12615。

やはりちょっと涼しくなったせいもあるか。(これを書いている12月=翌月の感想だけれども、オンラインゲームをデトックスしたのも大きいかもしれない。)

 

畠山氏と五郎丸氏が書いた各戦の評論が最高の記述。ジャパンのこれからの命題を語っているのではないか。あと、藤島大氏の書いたラグビーから見た某サッカーチームの問題は的を得ているのではないか。フランスの運営のアレコレもちょっと面白い。

ワールドカップ終了後のジャパンの総括として読むとなかなか良い内容であった。ただ、日本の戦いの終了後であって、ワールドカップ終了後の総括ではない。

 

多種多様な手ぬぐいがあるんだな、と改めて。国立劇場のも掲載されていたけれど、新春歌舞伎で筋書を買うと抽選でお年玉として手ぬぐいが頂けるのですよね〜。頂いて、「こいつは春から縁起がいいや」とおもったことが蘇った。

おもしろ同人誌バザールにて入手。
手ぬぐいは実用品と記念品のいい塩梅があるがゆえに、蒐集しているのだと思う。

 

おもしろ同人誌バザールで、セールストークに惹かれて購入した本。
そうか、小野妹子、小野老(あおによし、それもよしの登場人物として知った)、小野篁は一族なんだな。なんていうか、平仄のとれた一族にみえる。とりあえず、町田の小野神社に入ってみようと思う。小野路だしな!

おもしろ同人誌バザールにて。二次創作みも感じつつの、史実・伝承の篁を記述してあるのが良き。町田/小野路・小野神社あたりは訪れてみたい所故に興味ある。横山党あたりの話も気になるし。

 

知識として知っていた街・国だが、まったく知らないに等しいと思い知らされた。(ラグビーでは推しの国のひとつ)。アジア的な部分とヨーロッパ的(ロシア的?)とロシア構成主義っぽさと民族的なアンバランスさ。ひとまず、チュルチヘラ(くるみにブドウやザクロジュースを掛けたもの)を食べたい。

おもしろ同人誌バザールにて。ファイブスタンとコーカサスって、カスピ海を挟んでいるだけなんだよね。文化・民族的な違いはありつつもユーラシアのアレコレを考えると、案が位置近いのかも。
出店なさっていた著者に伺った、チュルチヘラ(クルミにザクロジュースを掛けてコーティングしたもの)を食べてみたいと思ったな。(ファイブスタンもザクロよね…)

 

IchigoJamの魅力を知れたかな。BASICを扱えるというのが魅力。

IchigoJam欲しいんだよなぁ。これの統合環境?のIchigoDyhook(DynaBookといちご大福の語呂合わせ)で遊んでみたい。

 

イギリスBBCの開発したmicro:bitも気になるのだが。(こちらはBASICは使えない。)

 

はわわ。うつくしい…。改めて発見した、中央アジアの面白さ。ウズベキスタン、行ってみたい国のひとつになった。 

おもしろ同人誌バザールにて。
天文台の遺跡は是非見てみたい。あと、あのタイルの使い方は最高よね。

 

やはり秋田は面白い。クラフト酒の醸造所があるとはしらなんだ。

おもしろ同人誌バザールにて。単なる旅行記なのだが、酒蔵訪問があるとなれば買わずにはいられない。(著者に天寿酒蔵を強力におすすめしたんだったw)

 

ワールドカップ開催前の特集。大本営発表みを感じる内容。
個人的には三戦全敗もあると思っていたので、善戦はしたとは思うが壁を感じる結果だったように思う。

明治期に作られた富士塚巡りの書籍を元に実際に歩いてみる本。東京の富士塚は本当に知らないのだなとおもわされた。
実際に歩いてみたい気持ちになった。なんとか一日で歩けるのではないだろうか。
文中に村尾嘉陵に言及されていて、俺の「江戸近郊道しるべ」読み込みが足りないなと。ちょい反省。

おもしろ同人誌バザールにて。
東京の富士塚は知らないが故に面白く読んだ。当地のは、自然地形利用が多いのでねぇ。

 

双葉社
発売日 :
最の高。配本部隊だった担当編集者のあとがきがよい。ふたりの人生を変えた本の雑誌という場所の熱さにあてられる。

完結。もっともっとこの先の物語を読みたいと思いつつ。ふたりの若者の人生を変えた場所だったのだなぁ。こういう蛮勇にも似た情熱が羨ましい。(自分にははなかったものなので)

 

最の高。みうらじゅんの直感力(造語力も)といとうせいこうの文章力に驚嘆。良きバディ。近江の十一面観音像を見て歩くのに白洲正子に触れないあたりも最高だわ。

いろいろな意味で気になっていた見仏記の続刊を読み始める。好きと言う情熱の果ての、直感の人と理知的な人の相乗効果を思いしる。正直羨ましい!

 

三姉妹それぞれの物語が錯綜しているなぁ。個人的には長女の物語が気になるところ。

神保町の古本屋を舞台にした人間模様。どう、物語が収束していくのか見当もつかない。
そして、三姉妹の可愛さ最高。古書店暮らし最高。

 

韓国、ベトナム、中国、インドと、海外に飛びだした見仏記。元ネタ探し?と日本の仏(ブツ)の伝来感が面白い。
そしてインド見仏記の最後のオチも。そこでかぁ〜

海外の仏像に(これを読んだとて)興味は湧かないが、それでも繋がりを感じたのはいいことだと思う。

 

親孝行プレイとか勝手に観光協会とかのみうらじゅんのそれらを内包する見仏記であった。クダラヌことを語り合っているようでいて時に真をつく発言が飛びだすのも、最の高のバディの組み合わせによるものだろうか。変幻自在なふたりのSessionに軽い嫉妬を覚えつつ読んでいた。

赤瀬川原平さんや林丈二さんの手のひらの上で踊っている(せいぜい立ち尽くしているのが関の山)だけなのだが、このたびみうらじゅんのそれも加わったのだなと。

2023/11の積読。
ちょっと増えたな。減らせるように努力しなくては。

 

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