2024年01月は10冊。 本棚登録は77冊。購入は12冊/¥9100。
購入金額が4桁で収まっているのは久しぶりではないか。
サブタイトルの「歩くことの精神史」にじわじととくるものがある。「人」ではなく「こと」であることに。
6年と10日。2201日掛けてようやく。ここまで自分も歩いてきたのだなと感慨。
ようやく読み切ったー!「歩く」ことが、思索だった時代から、宗教的活動、ただ歩く(散策)、政治的・社会的意味などを含みながら考察していく評論集。ただ評論するだけではなく、実際に著者も歩いているのがポイントではないか(始まりと終章で)
Twitterで感想をツイートするようになってからは、読み進めることができたように思う。
良くここまでたどり着いた。その工程は歩くことにも似た歩みだったように思う。
クッキー缶なのかクッキーに興味があるのかで意味合いがちょっと変わるかもしれない。それでもクッキー缶もちゃんと紹介されているので、自分としてはうれしいところ。
昨年の後半から俄然興味が絶賛沸騰中の中央アジア(ウズベキスタン)。本当に素敵だなぁ。
旅のタイムラインが味わえる構成も良し。
カスピ海を挟んで中央アジア諸国と繋がるコーカサスの国々。近年の政治状況も含めて気になる国々であった。そろそろ松屋のシュクメルリも始まるようなので、今回は食べなくては。
写真を大きく眺めたかったので雑誌を購入したが、いずれ保存用に電子版も入手しなくては。
江口寿史展と新版画展をハシゴするので、江口寿史さんによる新版画への言及があるこの本を移動中に読みたくなり、購入。
(結果、どちらの展示も楽しめたという)
インタビューのほかに、可児洋介、細馬宏通、春日武彦、イトウユウ、本橋仁各氏の論考が興味深かった。
というか、ひとりの漫画家の論考がこんなに幅があるなんて!それもまた面白い。
考現学、つげ義春、都市論などから、panpanyaさん自身の変化についての指摘も鋭く興味深く読んだ。
これも保存用に電子版を購入しないとかな。
ユリイカのpanpanya特集号を読んでいて、つげ義春との類似を指摘する文章を見つける。水木しげるのもとで写真から背景を作る技術云々のところを読んでいて思い出したのが、つげ義春は写真(カメラ)の人でもあったこと。ピンチ商会だったかな?
写真的パースの付け方とか、ハレーション?(レンズを通さなければおこりえないもの)とかの表現(漫画・アニメでの)はどのあたりからおこったのだろうね?ちょっと気になる表現なんなんだよな。
太田道灌死亡以後の「奇妙な安定」が崩れた関東。それ影響が伊豆や駿河にも伝わってくる。
加えて、中央政界のアレコレも含めて錯綜してくるという。
これは、主人公に肩入れしたくなるよね。
神作家・紫式部のありえない日々: 2【電子限定描き下ろしペーパー付き】 (ZERO-SUMコミックス)
神作家・紫式部のありえない日々: 3【電子限定描き下ろしペーパー付き】 (ZERO-SUMコミックス)
3巻を一気読み。
今年の大河の影響で紹介されていたのものだが、あて込みで書かれたもので灰と思う。
紫式部が同人作家(まあ、そうよねw)であるという視点で描いた、紫式部のドタバタ何地上を描いた漫画。
とはいえ、源氏物語の紹介や同時期の政治家・歌人もでてくるので、こちらとしては勉強にもなるという。続きが楽しみ。
2024年1月末の積読。
長年鎮座した大型積読本の存在は消えたのに増えて…ないか?